その影響はすでに名古屋にまで波及。

名古屋のデザイナーズ分析タイム

東京オリンピックの影響で、名古屋の不動産事情にも変化が。「新築よりもデザイナーズマンションで手っ取り早く」という流れができつつあります。果たして今後の成り行きは?
名古屋のデザイナーズ分析タイムのメインイメージ

その影響はすでに名古屋にまで波及。

東京オリンピックを間近に控えて、少しずつではあるけれども地価に影響が出はじめています。

東京都内はホテルや旅館などの建設ラッシュによって、当然のこと地価や建築資材が値上がり傾向にあります。
それを受けてマンションのあり方にも、新築建築からリノベーション重視へと舵を切られている物件が目立つようになりました。

新築で時間をかけて建て替えるより、リノベーションで手っ取り早く入居者を集めたほうが安全・得策という見方が強まっているからです。

こうした傾向は、東京、名古屋、大阪と、東から西へ連鎖するように同じトレンドとなり、とくに東京と大阪の中間地点にあたる名古屋ではデザイナーズマンションと銘打ったリノベーション物件がこのところ売れ行き好調です。

スケルトンの状態で入居者や購入者を募集し、実際に販売物件の現場に招いて、間取りや内装のメニューまでを自由に決めてもらうやり方です。

それはワンルームや1Kの小型物件でも同じとか。

地下鉄東山線や地下鉄名城線の沿線では、すでにこのようなスタイルでテスト販売したデザイナーズマンションが、「見学予約可」として広告を出した半月後には完売・満室となるなど、時代は“新築よりもリノベーション”という大きな流れをつくりつつあるようです。

賃貸マンションでさえ、「デザイナーズマンションとして入居者を募集するのとしないのとでは反響がまるで違う」という結果が出て、不動産関係、住宅リフォームなどの業者はやや戸惑い気味。

「このまま推移すれば、デザイナーズマンションに必要なデザイナーまで、不足してしまう」という心配が出てきています。

今後は“名古屋のデザイナーズの品質と真偽”が問われることになるかも。